12月26日 タムコックツアー

寒さに耐えたボートトリップ

ホテル近くのフォー屋さんで、フォーの朝食(10000ドン)をすませてから
タムコックへのバスツアー(1人13$)に出発。この日は、あいにくの雨。しかもとても寒い。
バスは、まず古都ホアルーへ。ここには、986年〜1010年まで都が置かれていた。
バスが着くなり、
レインコート売りがバスに殺到。すごいエネルギーにびっくり。
雨の中、ディン・ティエン・ホアン祠とレ・ダイ・ハン祠へ向かう。山の形がおもしろい。晴れていたらもっとたくさんの山が見えそうなのに、残念。

    

タムコックへ移動して、昼食後、今度はボートトリップ小舟に2人の漕ぎ手が乗る手漕ぎ船だ。小舟は、変わった形の岩の間を流れる小川を静かに進む。

    

それにしても寒い。雨も降っているしだんだん体が冷えてきて、30分ほどしてからはだんだんつらくなってきた。
小舟は洞窟の中も通り抜ける。洞窟の中は暖かかった。
舟は、3つの洞窟を通り抜けてUターン。ここまで1時間。帰りの1時間は、寒さに耐える我慢の時間になった。おまけに、漕ぎ手が舟に積んである箱から、いろいろなみやげ物を取り出し売りつけようとするのを断るのが大変だった。しかも、到着寸前にはチップのおねだりも。2時間漕ぎっぱなしで大変だろうと、多少のチップは出すつもりだったが、請求されるといやになるのはへそ曲がり?何か後味が悪かった。

バスに乗ってからも、体はなかなか暖まらず、寒い思いをしながらハノイまで戻ってきた。おまけに、ホテルまで送ってくれると思っていたら、水上人形劇場前で「ツアーはここで終わり」と、バスから降ろされ、ホテルまで歩いて帰るはめに。ホテルへ帰って、お湯とかドライヤーで体を暖めまくった。
夕食は、最近できたという屋台形式のレストラン
「クアン・アン・ゴン」へ。ホーチミンで大人気のレストランがハノイにも進出してきたのだとか。

    

生春巻き、揚げ春巻き、揚げ春巻きご飯入り、ワンタンスープ、エビの塩焼き、エビのさつま揚げ、タピオカ粉の中にエビが入ったもの(バイン・ボッ・ロットム)ライスペーパーにまいて食べる、魚のすり身のさつま揚げ(チャオトム)、チェー、ビール3本   これだけ食べて199000ドン(約14$)
店員が店内を連れて回ってくれて、実物を見ながら注文できる。ちょっと頼みすぎたかなと思ったが、全部食べることができた。

旅の情報
タムコックツアーは、フックロイホテルで予約した。昼食込みで1人13$。値段的にはお得な値段だと思う。でも、雨だと楽しくない。
タムコックの手漕ぎ船では、「地球の歩き方」にも書いてあるとおり、帰りに舟の上でおみやげ物の売りつけ、そして岸に戻る直前にチップのおねだりが始まる。行かれる方は、覚悟の上で。チップは漕ぎ手1人に5$ずつほしいといってきたが、我々は結局1人に3$ずつ渡した。チップを全く渡さずに舟を下りるのはちょっと勇気がいるかも。
「クアン・アン・ゴン」は、とてもお勧め。本格的なベトナム料理が安いし、おいしいし、何より楽しい。場所は、有名なバッグ屋「イパネマ」の、南2軒目。